【9種類徹底比較】初心者におすすめかぎ針はコスパ最強ハマナカ「ラクラク両かぎ針」

はじめの一歩
筆者が持っている単品かぎ針
  • メーカーのかぎ針を購入したい!
  • かぎ針を選ぶ基準はなに?
  • コスパよくて編み心地もいい一本教えて!

そろそろかぎ針編みにも慣れてきて、みなさんが次に検討しているのはメーカーかぎ針の購入ではありませんか?

でもメーカーのかぎ針は価格もバラバラ、特長もバラバラ。

一本だけ購入しようと思っていたのに、セット販売されていることを知って余計に悩む…。というのは多くの方が経験しています。

自分に合ったかぎ針かどうかを判断するには、一定期間試し編みをするのが一番いいのですが、現実的ではありません

今回は、みなさんの代わりに国内メーカーのかぎ針9種類を徹底比較!
それぞれの特長を解説します。

わたしは現在、国内メーカーのかぎ針を8種類以上持ち、単品全サイズコンプリートと、セット購入も経験してきました。

各社のかぎ針を、ユーザー目線でお伝えすることができます。

この記事を読めば、国内メーカーのかぎ針を特長を理解し、自分にあったかぎ針を選ぶことができます!

数あるかぎ針を試した経験から、最初の一本目を迷っている方には「ハマナカ アミアミ両かぎ針ラクラク」がおすすめです!

国内メーカーの人気かぎ針を徹底比較!

今回は以下の4社で販売されているかぎ針9種類を比較しました。

  • ハマナカ
  • クロバー
  • チューリップ
  • 近畿編針

かぎ針9種類を比較した表はこちら。(価格は2025年4月時点)

製品アミアミ
両かぎ針
アミアミ
両かぎ針
ラクラク
クロバー
かぎ針
アミュレペン-EエティモレッドロゼSeeknit umber
柄付 竹片かぎ針
13㎝
メーカーハマナカハマナカクロバークロバークロバーチューリップチューリップチューリップ近畿編針
定価価格
(税込み)
418円792円550円825円880円990円
10.5/0のみ
1100円
1100円
10.5/0のみ
1210円
1100円
10.5/0のみ
1210円
2/0~5/0 792円
6/0,7/0 825円
8/0 847円
9/0、10/0 880円
セット価格
(税込み)
単品のみ3850円7700円6160円7480円シルバー:11550円
ゴールド:12430円
13750円17930円9680円
入数5本10本8本8本8本8本10本9本
内容2/0-3/0、
3/0-5/0、
4/0-6/0、
5/0-7/0、
7.5/0-9/0、
8/0-10/0
すべて単品
2/0-3/0、
4/0-6/0、
5/0-7/0、
7.5/0-9/0、
8/0-10/0
2/0・3/0・4/0・
5/0・6/0・7/0・
7.5/0・8/0・
9/0・10/0
2/0、3/0、4/0、
5/0、6/0、7/0、
8/0、10/0
2/0、3/0、4/0、
5/0、6/0、7/0、
8/0、10/0
2/0、3/0、4/0、
5/0、6/0、7/0、
8/0、10/0
1/0、2/0、3/0、
4/0、5/0、6/0、
7/0、8/0
2/0、3/0、4/0、
5/0、6/0、7/0、
7.5/0、8/0、
9/0、10/0
2/0・3/0・4/0・
5/0・6/0・7/0・
8/0・9/0・10/0
その他付属品ケース
(ポリプロピレン)
とじ針3本
ニット用ミニはさみ
ニットゲージ
ケース
なしキルティング
ケース
糸きりはさみ1丁
とじ針2本
ものさし1本
ツイードケース
(単品3300円)
ものさし
とじ針2本
ジャガード織
ケース
(単品6930円)
はさみ1丁
シザーケース付き
とじ針2本
タッセル付き
専用ケース
(単品5280円)
ケース
単品購入418円×6=2508円
(全サイズ)
792×5=3960円550×10=5500円825×8=6600円880×8=7040円990×8=7920円
7920+3300=11220円
1100×8=8800円
8800+6930=15730円
1100×10=11000円
11000+5280=16280円
9本で7425円
セット割引
(単品購入ーセット価格)
110円▲2200円
はさみ、とじ針、
ものさし、ケース分
付属品不要なら
単品購入のほうが
お得
440円▲440円
ケース分
ケース不要なら
単品購入のほうが
お得
▲330円
はさみ、とじ針、
ものさし分
(シルバーの場合)
ゴールドは
880円高い
ケース不要なら
単品購入のほうが
お得
1980円
ケース不要なら
単品購入のほうが
お得
1650円
ケースや付属品が
不要なら
単品購入のほうが
お得
▲2255円
ケース不要なら
単品購入のほうが
お得
かぎ針
1本あたり割引
22円なし55円なしなしかぎ針だけ必要ならセット割引なしかぎ針だけ必要ならセット割引なしなし
素材アルミニウムアルミニウムアルミニウム
軽金属
アルマイト加工
アルミニウムアルミニウムアルミニウムアルミニウムアルミニウム竹(硬質竹)
針先の質感
(マット or ツヤ)
ツヤツヤマットマットマットツヤマットツヤ
片 or 両
長さ13.5㎝13.5㎝13㎝14㎝13.5㎝13.9cm
(7/0号)
13.9cm
(7/0号)
13.9cm
(7/0号)
13㎝
2/0~4/0は12.5㎝
グリップ素材エラストマーエラストマー柄:ABS樹脂
指あて:
エラストマー
エラストマーエラストマーエラストマー竹(硬質竹)
グリップ特長三角断面のグリップ3Dグリップ扁平
軽くて持ちやすい
親指ストッパー
突起
親指ストッパー
突起
親指ストッパー
突起
グリップも竹
滑り止めの溝あり
グリップ色異なる異なるすべて同じすべて同じすべて同じグラデーションすべて同じ
7/0号の重さ5g6.7g(実測)
5/0-7/0号
4.18g8.13g7.34g9.5g9.5g9.5g約2.7g
(2.4g、2.7g、3.0gと個体差あり)
国内メーカーのかぎ針比較表 スマホでは横にスクロールできます!

比較したのは以下の16項目です。

  1. 定価価格(税込み)
    単品1本の定価
  2. セット価格(税込み)
    同シリーズをセット購入した場合の定価
  3. 入数
    セットに含まれるかぎ針の本数
  4. 内容
    セットに含まれるかぎ針のサイズ
  5. その他付属品
    セットに含まれるかぎ針以外の付属品
  6. 単品購入
    セット内容に含まれるかぎ針を単品で購入した場合の価格
  7. セット割引(単品購入ーセット価格)
    上記単品購入した場合の価格からセット価格を差し引いた金額
  8. かぎ針1本あたり割引
    上記セット割引を入数で割った金額
  9. 素材
    かぎ針本体に使用されている素材
  10. 針先の質感(マット or ツヤ)
    針先の外観は反射の少ない「マット仕上げ」か光沢のある「鏡面仕上げ」か
  11. 片 or 両
    かぎ針本体は片かぎ針(シングルフック)か両かぎ針(ダブルフック)か
  12. 長さ
    かぎ針の全長
  13. グリップ素材
    グリップ付きの製品について、使用されている素材
  14. グリップ特長
    グリップ付きの製品について、それぞれの特長
  15. グリップ色
    グリップ付きの製品について、それぞれのカラー
  16. 7/0号の重さ
    重さの比較として、各製品の7/0号の重さ(両かぎ針については7/0号サイズを含む製品)

 ハマナカの「アミアミ両かぎ針ラクラク」5/0-7/0号のみ私物を計測。そのほかはメーカーに問い合わせて得た情報です。

イチオシはこれ!アミアミ両かぎ針「ラクラク」【ハマナカ】

冒頭でもお伝えしましたが、わたしのイチオシはハマナカの「アミアミ両かぎ針ラクラク」シリーズ。
理由は以下の3つです。

  • 1本で二度おいしい「両かぎ針」
  • 三角断面の特殊なグリップ
  • ペン持ちはもちろん、ナイフ持ちもしやすい

お財布に優しいコスパ最強かぎ針

「ラクラク」は792円/本と、今回比較したグリップ付きの中では最も安価。

しかも両かぎ針なので、5本合計10サイズそろえても4000円を切るんです!

セット購入の場合、ほかの製品だととじ針やはさみなどの付属品があるものがほとんどですが、「ラクラク」は付属品がポリプロピレンのケースのみ。

編み物を始める際に、とじ針やはさみを持っている人は多いので、持ち物を増やしたくない方にはうれしいポイントですね。

メーカーのかぎ針を試してみたい方や、高価なセットを購入するのは勇気がいる方には安心できますね。

三角断面の特殊形状グリップ

三角断面のグリップが特長ですが、フック側から見てみると親指が当たる部分は扁平で、残りの2辺は外側に膨らんでいます。
すべり止めがあるのは親指を置くことになるフック正面側と、向かって右側の2面のみです。

グリップの素材はエラストマー樹脂ですが、弾力はなく今回比較したかぎ針の中では一番硬い印象です。

ペン持ちはもちろん、ナイフ持ちもしやすいグリップ

わたし個人の意見ですが、ナイフ持ちをする方には一番適したかぎ針だと思います。
親指を置き、それに合わせてグリップを握ります。ねじれた位置にある反対側フックの、すべり止めの無い部分に薬指と小指が自然と添えられます。

今回かぎ針を比較していてい一番驚いたことは、かぎ針の重さです。
メーカーのグリップ付きかぎ針で”軽い”といえば「ペン-E」が有名です。(グリップが付いていないかぎ針や、天然素材を使用したumberを除きます)

実際は「ラクラク」は6.7g、「ペン-E」は7.34gとその差は約0.6gでした。
もちろん、比較するかぎ針のサイズが変われば重量も変わります。(サイズが小さければ軽くなります)

今回は7/0号しか比較できていないので、すべてのサイズで「ラクラク」のほうが軽いかは判断できません。
しかし、「軽さ」だけを重視するなら、「ペン-E」一択ではなく、「ラクラク」も候補に入れるのがよさそうです。

また、サイズによってグリップカラーが異なるので、使いたいサイズのかぎ針をさっととることができます。ちなみにカラーはフルーツがテーマになっていて、ビタミンカラーがかわいいです。

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メーカーかぎ針の特長を徹底解説

そのほかのかぎ針にもそれぞれ特長があり、おすすめしたいポイントがたくさんあります。

かぎ針ごとに分けて紹介していきますので、気になっているかぎ針からご覧ください。

アミュレ【クロバー】

クロバーの「アミュレ」は人気が高く、ユーザーからの信頼も厚いかぎ針です。

「編み物と言えばクロバーでしょ」と思っていた当時初心者のわたし。

初めて自分で購入したメーカーのかぎ針は「アミュレ 2/0号」でした。

針本体はシルバーマットの外観です。
編んでみると滑りにくさとはまた違った、針の糸保持力を感じます。針が糸をしっかりつかんでいて、速く編んでも糸がすっぽ抜けにくい印象です。

今回比較した中で、グリップの弾力性を一番感じるのが「アミュレ」です。弾力があるためか、グリップが滑りにくく、手に吸い付きフィットする感覚があります。

親指位置が扁平なため、針の向きが自然と固定される設計。
グリップの形は指の置き方に沿った3Dカーブ。ペン持ち、ナイフ持ち、どちらも違和感なく持つことができます

針の根元はほんの少しだけ丸みを感じます。

真っ平になっているのは親指を置く一部分だけで、それ以降は丸みのある持ちやすい形です。

グリップカラーはサイズによって異なり、使いたいかぎ針を一目で選ぶことができます。

また、「アミュレ」にはセット購入による付属品がありませんが、別売りでジッパー付きのケースが販売されています。


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エティモシリーズ【チューリップ】

クロバーの「アミュレ」と並んで人気が高いかぎ針と言えば、チューリップの「エティモ」。

2024年11月には新作「エティモ ムラサキ」が発売されるなど、人気は衰えません。

 現在わたしがメインで使用しているかぎ針も、チューリップの「エティモ レッド」です。
編み心地がよかったので、セットで購入しました。

シリーズごとにそれぞれ特長はあるものの、素材や造りなどの大まかな部分は共通しているため、今回はグレー・レッド・ロゼをまとめて紹介します。

「エティモ」シリーズでよく聞かれるのが針滑りの良さ

わたしも実感していて、「エティモ」と「アミュレ」を交互に使用するとその違いがよくわかります。

針にかかる抵抗が少なく、すいすい編めるので編むスピードに勢いが付きます。余計な力が入らない分、手や腕にかかる負担が少なく感じます。

しかし、糸によっては編んでいる途中に編み針からはずれてしまうことがあり、一定のスピード・リズムで編みたいときにはストレスになることも。

「エティモ」シリーズのグリップは硬さがあり、さらっとした触り心地です。

針の根元に丸い突起があり、編むときは突起がストッパーとなり、手が滑るのを抑えてくれています。

突起から持ち手にかけては柄をつぶしたような形で、扁平にはなっていますが丸みがあります。

「エティモ」シリーズはどちらかというと、ペン持ちする方には持ちやすいかぎ針です。

わたしがナイフ持ちで編むときは、上図のカーブ部分に親指を添わせて編んでいます。続けて編んでいるとかぎ針の向きが少しずつ下がってくるので、たまに持ち直しています。(あくまでわたしの場合です。)

セットで購入する場合、製品によってかぎ針のサイズや付属品の内容が異なるので注意が必要です。
共通しているのは、付属ケースが高価なため、かぎ針単品で同じ内容をそろえるよりもセット価格のほうが高額になっています。

もし付属品は不要で、かぎ針だけそろえたいなら単品での購入がおすすめです。

また、単品購入に限りますが、ほかのメーカーでは見かけない4.5/0、5.5/0、6.5/0号を展開していて、ゲージの微調整が可能です。

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※どちらもレッドです


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ペン-E【クロバー】

名前の通り、かぎ針をペンのように持つ方に特化した編み針です。

わたしもかぎ針セットの購入検討時、編み物仲間が約1か月間貸し出してくれ、編み心地を試したことがあります。

最大の特長はなんといっても扁平状のグリップ。

クロバーかぎ針「ペン-E」
出典:ペン-E 商品紹介|クロバー公式サイト

人間工学に基づき設計されたグリップで、長時間編んでも手が疲れにくく、滑りにくいという利点があります。

公式サイトの画像を見ると、持ち方にもコツがあるようです。

持ち方のポイント

  • 親指:フック正面側にある黒い楕円部分
  • 人差し指:指先から第2関節の側面を、グリップの背面に沿わせる

このグリップによって、長時間編んでも自然と正しい持ち方と針の向きを維持でき、均一な編地を作ることができます。

しかし、向きと角度が合わない人もいるため、万人受けするタイプではありません。

わたしもうまく扱うことができず、購入を見送ってしまいました。

セット購入の場合、専用のキルティングケースが付属されます。

また、「ペン-E」シリーズはたびたび限定カラーが発売されています。

過去のものを見ると、ネオンイエロー、モノトーン、ミントカラーなどどれも魅力的なものばかり。

購入を考えているけれど、急いでいない方は限定品が販売されるまで待ってみるのも楽しいですね。

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Seeknit umber 柄付 竹片かぎ針 13㎝【近畿編針】

奈良県生駒市に本社を置く「近畿編針」が展開するブランド「Seeknit」

天然素材である「竹」を使用した編み針を製造・販売されています。

Seeknit(シークニット)とは編み物(knit)の世界を探求する(seek)という意味を込めた、こだわりの竹編み針を扱う「近畿編針」のブランドです。

Seeknit 公式サイトより

今回比較したのは、編み針本体から持ち手まですべて竹でできた「Seeknit umber 柄付 竹片かぎ針 13㎝」です。

国産の竹を使用し、一本一本丁寧に手作業で製造。天然素材を使用しているため、模様や色合いが一本ずつ異なるのも魅力のひとつ。

金属アレルギーがある方や、持ち手は欲しいがエラストマー系樹脂は苦手な方にはうれしいポイントです。

持ち手は円柱状。針の根元には、にぎりやすく滑りにくいように溝が彫られています。

特長なのは重量。
針先から柄まですべて竹でできているため、金属に比べるとはるかに軽くなります

メーカーに問い合わせたところ、同じ7/0号針でも個体差がありました。

サンプルとして3つの重さを計測したところ、以下の結果になったそうです。

  • 2.4g
  • 2.7g
  • 3.0g
    ( 2.4 + 2.7 + 3.0 ) ÷ 3 = 2.7 サンプルの平均値は2.7g

竹編み針は軽いだろうと思っていましたが、約3gとわたしの予想をはるかに上回りました。

また、Seeknitの編み針は海外サイズにも対応。

海外の方のレシピを編みたいときや、日本の規格にはないサイズで編みたい場合に利点があります。

Seeknitさんの編み針はまだ手にしたことがないのですが、編み物人生の中で絶対に手に入れたい憧れの編み針です。

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アミアミ両かぎ針【ハマナカ】

「ラクラク」の本体としても使用されている両かぎ針です。

今回比較した9種類の中で一番安価なかぎ針です。

「ラクラク」とは異なり、3/0-5/0号が販売されています。

また、セット販売はされていませんので、そろえたければすべて単品で購入することになります。

ですが、6本すべて購入したとしても価格は2508円(2025年4月時点)。

ケースはついていませんが、細身のペンケースにすべて収納できて省スペースなところが◎

省スペースを活かして、屋外で編み物をする「モバイル編み」にもおすすめです。

かばんに忍ばせておけば、外出先で購入した毛糸をすぐに試すこともできますね。

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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハマナカ アミアミ両かぎ針(金属製)
価格:334円(税込、送料別) (2025/4/22時点)


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かぎ針【クロバー】

編み物と言えば「クロバー」という方は多いのではないでしょうか。
わたしも、祖母からもらった編み物道具はすべてクロバーのものでした。

かぎ針全体がマットの質感で滑りがよい印象です。
グリップはついていませんが、慣れると指先のように扱えるようになります。

 グリップの無いかぎ針ファンの方は意外と多いです。本体が軽いことや、低価格帯であることから人気が高い製品です。

セットで購入すると7.5/0号を含む2/0~10/0号まで10サイズそろえることができ、網羅性は◎

また、セット購入でうれしいポイントなのはニットゲージが付属されていること。

ものさしサイズでコンパクトな点もありがたいです。

専用ケースは布素材。かぎ針一本一本にホルダーがあるので、まとめて持ち運んでもカチャカチャ音は気になりにくい仕様です。

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いつする?かぎ針セットの購入

かぎ針編みを始めて間もないころ、まだ道具がそろっていない時期に購入するのがお得と考える方が多いのではないでしょうか。

わたしの意見として、セット購入はどのタイミングでもベストだと思います。

重複して購入するのはもったいない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、現状いくつか抱えている編みかけたちに、かぎ針たちが付き添っていることがほとんど。

長い作業中にほかの編み方動画を見てしまったり、別の作品の事を考えてしまうもの。

同時進行の編みかけは意外と発生するのです。

わたしが「エティモ レッド」のセットを購入したのも、単品で全サイズそろえた後でした。

実際どうなの?激安かぎ針セット

Amazonや楽天市場で販売されている激安のかぎ針セット。

正直、わたしはおすすめしません。

友人が購入しようとしていたら止めます。

実際、わたしの周りでも激安かぎ針セットを購入した編み物仲間がいました。

その商品の場合は、編むとグリップから針が抜けてしまう代物で、お世辞にも良い商品とは言えません。

少しでも力が入ると抜けるので作業にならず、結局その編み物仲間はエティモのかぎ針セットを購入しなおしていました。

針本体がグリップから抜けてしまうのは、100円ショップのものよりクオリティが低いと感じています。

いくら「重複して購入してもOK」とは言っても、スムーズに編むことができないなら本末転倒です。

類似品に注意!

また、類似品にも注意が必要です。

激安かぎ針セットと同じく、大手通販サイトでよく表示されます。

商品画像だけを見ると、どこかで見たような赤い本体やカラフルなグリップが掲載されています。

しかも、有名メーカーのセットよりもうんと安い金額で販売されていることがほとんど。

トラブルを避けるためにも、購入前に商品名やメーカー名が記載されているか必ず確認してください。

だれもがハマる、かぎ針沼

みなさん覚えがあると思うのですが、文房具や雑貨など、人間とはコレクションしたくなる生き物。

わたしもこの記事を書いていて、紹介した全製品全サイズそろえたい衝動に駆られています。

特に、試し編みをさせてもらったけど所有していない「ペン-E」と、まだ使ったこともない近畿編針の「umber 柄付13㎝」がとっても気になっています。

実際、国内外問わずかぎ針を所有しているコレクターの方たちはたくさんいます。

これを人は「かぎ針沼」と呼ぶのです。

いま、みなさんもこの沼に片足突っ込んでますよ。

結論

ひと言に「かぎ針」と言っても、メーカーやブランドごとにそれぞれ特長があります。

そして、用途や好みによってその人にぴったりのかぎ針も異なります。

数あるかぎ針の中でも、わたしが初心者の方におすすめしたい1本はハマナカの「アミアミ両かぎ針ラクラク」です。

  • 1本で二度おいしい「両かぎ針」でコスパ最強
  • 三角断面の特殊なグリップでもちやすい
  • ペン持ちはもちろん、ナイフ持ちもしやすい

ほかにも魅力的なかぎ針をたくさん紹介しました。

気になるかぎ針は見つかりましたか?

まずは、今あなたが気になっている1本を試してみることが大切です。

編みやすいかぎ針に出会えると、かぎ針編みがもっと楽しくなりますよ。

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